勝ち残るための7兆円買収

「今までの人生で、1番高い買い物は何ですか?」
私は、自己投資のための学費ですかね?
今回は、新薬が育っておらず、本業で稼げない中、
約7兆円でアイルランドの製薬大手
シャイアーを買収された武田薬品のお話。
実績ある薬を入手でき、規模拡大で、
研究開発費を増やせる道を選択されました。
2019年1月に完了した買収により、
世界8位となる巨大製薬企業へ。
武田薬品と言えば、
240年の歴史を誇る日本を代表する老舗企業。
糖尿病や高血圧など、武田薬品が従来強かった生活習慣病では、
新薬開発が一巡して承認のハードルが上がってしまっているとか。
成長分野は、ガンや難病、希少疾患などにシフトしているそうです。
その中でも、成長目覚ましい遺伝子組み換え技術を使ったバイオ薬は、
より高度な開発技術や資金のかかる製造工程が必要。
シャイアーは希少疾患のバイオ薬で世界のトップ企業。
シャイアー買収により、一気に、強みを手に入れる事ができました。
今年1月に、「バイオ医薬品のリーディングカンパニーを目指す」
とクリストフ・ウェーバー社長が挨拶されていました。
買収完了後の新会社が保有する新薬候補については、
後期段階の開発品が合計21(武田が12、シャイアーが9)に上るそうです。
(出典:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39700460X00C19A1X13000/?n_cid=SPTMG002)
買収をした事で、開けた未来の可能性!
今までの日本の教育って、
「自分の苦手なものを努力して、伸ばしていく事が大切」
という事が多かったように思うのです。
勿論、苦手なものを苦手なままにしておくのではなく、
向き合う事や、改善されていくこと。
できるようになる事は大切な事であり、尊いものです。
ただ、独立してから思った事は、
「いかに、得意な事を伸ばしていくかが大切か?」
という事でした。
苦手な物事を外注し、自分の得意な事に
注力できる時間と環境をいかに創る事ができるか。
自分の努力で埋められそうもない物事に対して、
できる人に依頼をする事や、
相互補完していく事が、
未来を創る際には、とっても重要な事。
自分の会社やプロジェクトが
行き詰まりを見せている時の打開策は、
「自分で全てを引き受けて努力をする事」
では限界かもしれません。
武田薬品のIRグローバルヘッドである、
大久保さんは、山一証券のご出身。
モルガン・スタンレー、ドイツ証券と金融畑。
・2004-2017年ソフトバンクグループ。
・2017年武田薬品入社。Global Finance, Global Head of IR 就任、
Financial Leadership Team のメンバー。
今回は、ソフトバンクと武田薬品工業で新事業に携わって来られた、
大久保さんを「殻破り道場」の講師にお招きし、
ITと医薬品業界のビジネスモデルについて、存分に語っていただきます。
「殻破り道場」の場でしか聞く事のできない、
お話などが飛び出すかもしれません。
是非、楽しみにされてくださいね。
武田薬品のIRグローバルヘッドが語る 「 通信会社と製薬会社のイノベーションと ビジネスモデル 」講演会
▶︎ 日時
2019年9月18日(水)19時〜22時
▶︎ 場所
アクシスコーディネート株式会社
東京都千代田区平河町 2-13-1 相原ビル8階
(メトロ永田町駅から徒歩4分)
▶︎ 参加費/申込方法
Peatixよりイベント開催前日までに事前支払をお願いします。
https://karayaburi-20190918.peatix.com/view
当日支払の場合は、現金6,000円(税込)を頂戴します。
当日は、名刺を25枚程ご準備ください。
▶︎ 参加対象
企業の課長, 係長ポジションの方
企業のイノベーションに携わる方
業務、ミッション達成に課題を抱えている方
好奇心、渇望感、当事者意識を持っている方
※参加対象に該当しない方、
営業目的と思われる方のご参加はご遠慮させて頂く場合がございます。
恐れ入りますが、ご了承ください。
▶︎ 参加メリット
講師に直接、イノベーション課題や気になることについて、
質問や相談をぶつけることができる
▶︎ プログラム
18:45 受付開始
19:00-20:00 ご講演
20:00-20:45 参加者を数名のグループに分けテーマブレスト。
20:45-21:15 メンター陣から各グループ座長としてブレスト結果発表。
21:15-22:00 全員での深掘りブレスト。講評。名刺交換
▶︎ 殻破り道場とは
大企業でイノベーションを先導してきた
役員部長経験のイノベーター陣がメンターとなり、
課長・係長級イノベーター陣に対して、実体験に基づく、
イノベーション実現・成功のヒントを伝える、
双方向型のオンラインサロンです。
適宜、オフラインでの対面の場も設けます。
https://karayaburi.jp/
https://20191017dinner.peatix.com/view